税金払いすぎてない!? 今すぐ使える節税テクを公開

「みなさん、税金を払い過ぎです!」

『経費で落とす!領収書がわかる本』(鎌倉圭/自由国民社)の著者であり、税理士の鎌倉圭さんは、本書の冒頭からそう主張する。

終身雇用の崩壊とブラック企業が問題になり、庶民の所得が思うように伸びない現在、副業を始める人が増えつつあり、フリーランスなどの自由な働き方も注目されている。それにともなって勉強したいのが、納税だ。会社員とは違い、自ら税務署に申告しなくてはいけないので、「所得の計算?」「経費の計上?」など、頭に「?」が躍る人も多いだろう。本書では、お得かつスマートに納税するテクニックを紹介しているので、納税に白旗を上げている人のためにも、その内容をちょっぴりご紹介しよう。

■節税のカギを握る領収書

スマートな納税、つまり控除や非課税の制度を活用し、納税額を軽減する「節税」を行うためには「領収書」がカギとなる。納税額を減らすためには、基本的に「売上減」か「経費増」の2つしかないからだ。売上をむやみに操作することは違法なので、「経費増」にするために「領収書」を片っ端から保管しておこう。そして「この出費は経費になるのでは?」と、常に精査する習慣を身につけることが大切だ。

たとえば、取引先の人と食事に行ったとする。たとえそれがファストフード店でも、チープな居酒屋でも、仕事に関連した話や作業があったならば、立派な経費だ。調査対象にされて税務職員に「この飲食費は何ですか?」と聞かれても、仕事に関連したことを合理的に説明すれば納得してくれるのだ。

ここで重要なのは、税務職員は「仕事の実態があったかどうか」を追及しているのであり、その経費によってどれだけ結果が出たのか、売り上げが上がったのか、これらは求められていないことだ。1円もギャラの出ない仕事の会合のためタクシーに乗ったとしても、「今後、仕事を得る営業活動です!」と言い切れれば、交通費として計上できる。ライブや舞台の出費も、取引先と一緒に行けば「接待費」になるし、歌手や役者ならば「研究費」になる。風俗ライターならば、風俗だって「取材費」扱いだ。

ただし! 調査対象になった場合、税務職員は一緒にライブに行った相手を調べて電話確認したり、タクシーで向かった場所が本当に仕事先か調査したりするので、ウソの領収書や主張は絶対にやめよう。それは「節税」ではなく「脱税」だ。筆者の知人に国税職員がいるのだが、いつも「ケツの穴まで調べ尽くす」と豪語しているので、正直にしたほうが賢明である。

■経費で落ちる家電や家賃

フリーランスや個人事業主ならば、自宅兼事務所として仕事する人もいる。自宅で副業を行う人もいるだろう。つまり、家電や家賃も経費になる可能性があるのだ。

・エアコン

仕事場や応接間など、エアコンディショニングは必須なので問題ない。

・掃除機

仕事場や応接間をきれいに保つために必須。

・テレビ

事業に関連したDVDを見るなど、情報収集のひとつとして利用していることを合理的に説明できれば大丈夫だ。

・ステレオ

意外にも、こちらも落とせるようだ。心地よいBGMは働く人のモチベーションアップになるし、ストレス解消としても有効。また、BGMやその見た目は来客に良い印象を与える効果もある。鎌倉さんによると、税務署の理解が及びやすい家電のひとつだという。

だが、難しい家電もある。まずは炊飯器。米に関連する仕事ならば別だが、一般論として業務のさなかに米を炊くのは想像しにくい。冷蔵庫や電子レンジの場合、料理に関連する仕事や、事務所で来客や従業員のために使うならば問題ないが、家庭用のものは厳しいようだ。

・家賃

仕事場として活用しているならば、もちろん経費で落ちる。よく「経費で認められるのは3分の1まで」というウワサを聞くが、鎌倉さんによると都市伝説だそうだ。法律にそんな文言はまったく書かれていないという。

本書ではこの他にも、税務署に目をつけられやすい申告、申告のときに役立つ勘定科目、10万円を超える備品の経費処理の仕方など、絶対に覚えておきたい節税テクニックが紹介されている。今はまさに確定申告の時期。胸を張って税務署に向かうためにも、しっかりとした知識を備えたい。

文=いのうえゆきひろ         ダ・ヴィンチニュース

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